リネンシャツ

 最近、リネンに凝っています。リネンのシーツを買ったことがきっかけです。麻は夏の物というイメージをもっていましたが、冬でも暖かいことを発見しました。それじゃあということで、冬にリネンのシャツを素肌の上に着てみました。これが暖かったのです。まるでヒートテックを着ているよう。風が通りやすいですが、上にセータを着ればとても暖かい。それからというもの、リネンのシャツをかなりの頻度で着ています。リネンの欠点はしわになりやすいこと。そのしわも風合いなのですが、さすがにシワシワだとアイロンをかけねばなりません。そんな時、「フレンチリネンをシワなく、快適に」という「ゴールデンベア」の新聞広告を見つけたのです。

ページが見つかりません

 すでにユニクロと無印良品のリネンシャツを買っていましたので、比較してみたいと思いました。比較したのはつぎの 3 つです。サイズはすべて M です。

左からゴールデンベア、ユニクロ、無印良品
  • ゴールデンベア しわになりにくいフレンチリネンシャツ 重量:222g。「やわらかな風合い」と「お手入れ簡単」を両立させるために 固くならない、特殊なイージーケア加工を施しました。「麻=シワ」のイメージがありますが 洗濯後もシワを気にすることなく快適に着用頂けます。価格:7,590円(税込)
  • ユニクロ プレミアムリネンシャツ 重量:221g。清涼感と上品さを合わせ持つヨーロピアンリネンを100%使用。通常のリネンよりも繊維長が長く、しなやかさとわずかな光沢感があって上質に見える。ウォッシュ加工による程良くカジュアルな仕上がりなので、いろいろなコーディネートに使える。価格:1990円(期間限定価格、税込)
  • 無印良品 フレンチリネン洗いざらしシャツ 重量:185g。フレンチリネンの風合いを生かしながら洗いをかけて、やわらかく仕上げました。天然繊維の中でも特に丈夫な繊維と言われる麻は、水に濡れると繊維の強度が増す性質を持ちます。着るほどに、洗うほどに、しなやかさが増し、深みのある風合いに変化する過程を楽しみながら長く着て頂けます。シルエットは身幅にゆとりを持たせて直線的に仕立てています。身体の線を拾わないだけでなく、シャツと身体の間を風が抜けるような涼やかな着心地が特長です。価格:2990円(税込)

 触った感触:かなり違います。「無印良品」は「ユニクロ」より生地が薄くて軽いと思いました。重量を量ってみたのが上の結果です。生地の大きさやボタンの数が違うので参考値です。柔らかさは「ゴールデンベア」>「無印良品」>「ユニクロ」の順になります。「ユニクロ」は生地がゴワゴワしています。

 洗濯後のシワ:洗濯は洗濯機を用いて、洗い 6 分、すすぎ 1 回、脱水 40 秒で行い、部屋干ししました。洗濯後のシワの状況は写真の通り。ゴールデンベアはシワが少ないです。アイロンなしでも着られると思います。「ユニクロ」と「無印良品」はけっこうシワが出ています。「無印良品」の方が生地がしなやかなので、シワが目立たないと思いました。

ゴールデンベア 左 洗濯前 右 洗濯後
ユニクロ 左 洗濯前 右 洗濯後
無印良品 左 洗濯前 右 洗濯後

 アイロンのかけやすさ:「ゴールデンベア」はシワが少ないので軽いアイロンがけて十分です。「ユニクロ」は生地が固いのでしっかりアイロンをかける必要があります。「無印良品」は 2 つの中間です。

 やはり値段の順になっていますね。加工をほどこしリネンを柔らかにした分、シワがよりにくいのだと得心しました。「ゴールデンベア」は洗濯後、アイロンなしで着ることができました。確かに宣伝通りです。リネンは使うほど、洗濯するほどしなやかになります。ユニクロで以前に買ったプレミアムリネンのシャツはたしかに随分柔らかくなっています。アイロンをかけるのも楽です。今回の 3 品もある程度着てから再び比較してみようと思います。

タイトルとURLをコピーしました