神々の坐すところ 香取海を巡る神々 5.鹿島神宮③ 神宮設置の目的 鹿島は鉄の産地慶雲元年(七○四)に、国の司(つかさ)采女(うねめ)の朝臣が、鍛佐備(かぬちさび)の大麿らを連れて、若松の浜の砂鉄を採って、剣を造った。ここから南、軽野の里の若松の浜に至るまで、三十余里ほど、ここは皆松山である。伏令(まつほど... 神々の坐すところ第一集 香取海を巡る神々