神々の坐すところ 香取海を巡る神々 6.鹿島神宮④ 中臣氏の謎 最後に「なぜ鹿島神宮と中臣氏が結びついたのか?」について考えよう。もういちど、「常陸国風土記」の 649 年の「神郡」設置の記述に戻る。大乙上中臣□子・大乙下中臣部兎子等が、総領高向の大夫(まえつぎみ)に願い出て、下総の国の海上(うなかみ)... 神々の坐すところ第一集 香取海を巡る神々
神々の坐すところ 香取海を巡る神々 コラム2 ヤマト王権の地方経営 ヤマト王権の地方経営制度の変遷4 ~ 5 世紀、東国では各地に有力豪族が生まれ、ヤマト王権と結びつく豪族も相当数あった。それぞれが自分の勢力の及ぶ地域の「国主(クニヌシ)」だった。「大国主」はたくさんの国をたばねた存在「オオ・クニヌシ」とい... 神々の坐すところ第一集 香取海を巡る神々
神々の坐すところ 香取海を巡る神々 コラム1 氏姓制度 「香取海を巡る神々」の本論を理解する際に、役に立つと思われる項目について、「コラム」に取り上げ、簡単にまとめておこうと思う。まずは「氏姓制度」についてである。氏姓制度 ヤマト王権はさまざまな豪族が集まり、のちに「天皇」と呼ばれる大王を中心に... 神々の坐すところ第一集 香取海を巡る神々