今回は我が家にある海外品のアンプとスピーカーの紹介です。
先に書いたように最近まで SX-3Ⅲ とダイアトーン DS-25B を使っていました。さすがに年季物だけに音が気になってきて、そろそろもう少しいいスピーカーを買おうかと思ったのですが、おおかたの日本メーカはすでにこの分野から手を引いてしまっていて、海外品を探すことに。それで購入したのが Focal の Aria 905 でした。こんなレビューがありました。
このとき同時に候補にあがっていたのが Tannoy XT6。つぎの比較記事が Aria 905 選定の決め手となりました。
さて、この Aria 905ですが、小さい割に低音がきれいに出ますし、解像度も悪くない。とてもいいスピーカーだと思うのですが、高音部がキツく感じました。そこでこれをなんとか解決しようと色々やり始めました。ここから、私の涙ぐましい散財の歴史が始まっていくのです。
まず初めはアンプの変更です。それまでに使っていたアンプはDenon PMA-390Ⅳ、ドンシャリ系です。調べるとフランスの Focal にベストマッチするのは同じフランスのAtoll だということです。そこで Atoll IN100se の中古品を手に入れました。このアンプ、トランスが大きくてどっしりと重いです。

明るくていい音です。さすがに音の立ち上がりが違います。ですが……高音部のキツさは変わりません。そこで手を出したのがスピーカーケーブルです。ケーブルによって音質の傾向が変わるようで、その時つけていたのが Zonotone 6NSP Granster 2200α。
上のサイトでは色々なケーブルの音質を比較していますが、私の Zonotone は高域指向の軽快型になります。つまり、アンプ、スピーカー、ケーブルみんなが高音・軽快指向だったのですね。これではうるさい筈だと、重厚指向の Mogami 2972 に変更。これでだいぶ落ち着いた気がしたのですが、まだツンツン聞こえます。セッティングを変えてもダメ。
これは結局、私の耳が悪かったのです。老人性難聴で高い音が聞こえにくくなるとともに、どうやら「聴覚過敏」の症状も出ている様です。ある音域の音が金属音になって響くのです。これはコンサートホールでもステレオで聴いているのと同じ金属音が聞こえるので自覚しました。それからというもの、この高音のうるささに対してあまり神経質にならないようにしています。とはいっても、うるさいのは困るので、できるだけ柔らかな音を求めて、デジタル色の強い PCM よりはアナログに近くて柔らかな DSD をもっぱら聴いているこの頃です。

