調音パネルの導入とスピーカーのセッティング変更によって、わが家のオーディオ環境は見違える(オーディオだから「聞き違えるか」、でもこれはヘンだ)ほど良くなった。ところが、今度は別の問題が持ち上がる。それは、「テレビの向きとオーディオからの音の向きが 90 度違う」ことによる弊害である。
例えば、NHK のクラッシク関係の番組を視聴するとしよう。音はスピーカーから流れ、映像はテレビに映る。せっかく映像があるのに音だけ聞いていては面白くない。そこで、左方向の画面を見る。こうなると、耳が音の軸からずれるばかりでなく、首が痛くなってくるのだ。やはり、音の軸と映像の軸は一致させる必要がある。簡単な方法はテレビを移動することである。だが、そうなると庭に面したガラス戸をほぼ完全に塞いでしまうので、庭へのアクセスができなくなる。これでは困る。いい方法がないか? 思いついたのはガラス戸の前にスクリーンを置き、そこへプロジェクターで投影すればいいのではないかという事だ。スクリーンを天井から吊っておけば、不要な時は巻き上げた状態にして、庭へのアクセスを確保する。音と映像の方向は一致し、テレビより大画面で、迫力満点、臨場感一杯でコンサート番組を楽しめるのではないか。これはとても良い考えに思えた。そして、私はこの方向に動き出す。「プロジェクター導入プロジェクト」の開始である。
ところが、やり始めてみると、このプロジェクト、意外と難しい。解決しなければならない課題がつぎつぎに沸いてくるのだ。今回は最初に考えたプランを紹介しておこう。そして、次回から生じた問題とその課題解決について書いていく。
- スクリーンは庭に面したガラス戸の前に設置し、天井から吊る。
- プロジェクターも天井に設置し、常駐化する。
- 音声は現行のオーディオシステムに連結する。 PC → DAC → アンプ → スピーカーの流れなので、今ある PC を経由して映像はプロジェクターへ、音声は従来通り DAC へ流す。
- このシステムで、ハードディスクに録りためた NHK の番組や DVD などを見られるようにする。
さて、どうなるか。乞うご期待!

