DEQ2496の導入(7)パラメトリック・イコライザーによる調整 2

 前回書いた設定でしばらく色々な曲を聞いたのですが、どうも中音が出過ぎで耳障りに思い始めました。そこでパラメトリック・イコライザーの設定を見直しました。

 やったのは中音のゲインを下げることと、ちょっとメリハリをつけるために低音を強化してみました。高音部は GEQ の目標設定を完全にフラットにしたので(PC オーディオ実験室ではだら下がり)、あまり上げる必要もないだろうと少し抑えてみました。こんな具合です。

  • 「FREQ→ 632 Hz」「BW/OCT→ 2」「GAIN→ +1.0 db」
  • 「FREQ→ 50.2 Hz」「BW/OCT→ 3/4」「GAIN→ +1.0 db」
  • 「FREQ→ 10023 Hz」「BW/OCT→ 3/4」「GAIN→ +0.5 db」
PEQ設定変更 中音を下げ、低音を上げた

  ここでオーディオチェック用の CD を持っている事を思い出しました。そこに周波数毎に正弦波のスポット信号が録音されています。これを順番に鳴らしていって、どこに耳障りな音があるのか調べました。すると……

  • 3150、4000 Hzの音が金属音に聞こえる
  • 300、800 Hz の音が異様に大きく聞こえる

 そこで、これらの音を GEQ で補正してみました(PEQ でやる方がいいのかもしれません)。つぎの様な設定になります。

  • 300 Hz 左 +0.5 → -1.0、右 +0.5 → -1.0
  • 800 Hz 左 -1.5 → -3 右 0 → -3
  • 3150 Hz 左 +0.5 → -1.0 右 +0.5 → -1.0
  • 4000 Hz 左 -1 → -3、右 -2.5 → -3

ピンクノイズを測定してみました。まずは PEQ 変更後、つづいて GEQ 変更後です。

PEQ変更後
GEQ変更後

 PEQ 変更後が結構フラットですね。GEQ 変更で 3000 ~ 4000 Hz が落ちています。こんなことをやっていると、もっと正確に周波数特性を表示したくなってきますね。それから、周波数をスイープしてマイクと耳で比較したくなってきます。まあ、今のところはこの程度にして、もう少し聞き込んでみます。もう一つやりたいこととしては、PC → USBDAC 経由の DSD の再生の補正です。ここは DEQ2496 を通らないので、PC にインストールしてある JRIVER の Media Center のイコライザーを使おうと思うのですが、どうやるかについてはもう少し考えます。とりあえず、ピンクノイズや周波数毎のスポット信号などはPCに移しておきました。

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